Twitter

2010/03/24

愛媛、香川、岩手を巡り・・・

先週半ばから愛媛、香川、岩手を巡ってきました。
愛媛では女性農業者を対象に、
香川では農商工連携事業者、農家を対象に、
岩手では若手農家を対象に、
色々とお話をしたり視察をさせていただきました。
またその間には行政の方々ともお話をさせていただいたりもしました。

様々な地域で農業者や企業の方、行政の方々が熱心に活動をされているのは
非常に多くの刺激を受けましたし、農業活性と言っている私にとっては大きな喜びでした。

そうした中でいくつかの共通項目を再認識するきっかけにもなりました。

1.価値への気づき
これは、農家がとか地域がというよりも基本的に多くの人・団体に当てはまることだと思いますが、
その主たるモノたちから見て当たり前になっているものへの価値を考えることが難しい。
そこに住む人たちにとっては当たり前のことでも、外部が見たら魅力的であったり、不自然であったりする。
そこへいかに早く気がつけるかが成長への1つの鍵なのだと感じた。
そしてそれは私自身の仕事でも同じことだなと思う。

2.コミュニティの重要性
人や企業が自身で成長していくには限界がある。
しかし、Win-Win-Winの三方良しになれる関係づくりの仲間や協働していくれる関係がつくれると
その成長の幅は一気に広がりを見せることができる。
そしてそれは外に求めなくても、すぐそばにあるということ。
地元ではいないから。東京でないと。有名な方だから。
こうした考え方では難しいと思う。自分の周りをよ~く照らしてあげて探せば、
そうした関係をつくれる人や企業はあると思う。
相手が小さいからとかでは無く、それは自身も同じことなので先を見据えて探すことが大切なのだ
と感じた。
そしてそこにはしっかりと三方よし(仕事で言えば皆がお金や利益を出せる関係)で無ければ難しい。
都合の良いことを言って、助けて!とか応援して!ではやはり動きたくても限度がある。
これは私自身も同じですね。
大金持ちで暇なら良いのですが、残念ながら貧乏暇無し人間な為、最低限の約束が出来ないと動きにくいですしね。

3.幅広く世の中を見るチャンスを
1.2.をより理解し活動をする為には、そうした意欲があり積極的に取り組んでいこうとしている人々を
幅広く世の中を見せてあげ、学ぶ場を創る必要があるのだなと感じました。
それは何も多額のお金で世界を飛び回ることではありません。
遊びや休暇という認識にならないようにアテンドしながら、1泊2日でプログラムを体験させるだけでも
十分なのではと思いました。
ある自治体職員さんともこの話はさせてもらいましたが、
行政としては公平性を無視する仕掛けは出来ませんが、こちらで用意するにはうまく活用することは出来るはず。
さっそく内容を提案して実施していければと思います。

まだ多くの気付きをさせてもらうことがありましたが、
長くなりそうなのでまずはこれくらいでメモとしておきます。
努力されている方々がよりスピーディに成長していくとどうなるのか、考えただけでも楽しくなりますね。

私もそうした方々に負けないように精進していかないといけないなぁと感じました。

各地でお世話になった皆さま方、
ありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします♪

1 件のコメント:

  1. こんにちは。
    愛媛の女性農業者の集いに参加しました、酪農家のヨメです。

    先日はとても面白いお話をありがとうございました。
    行政の皆様方から今回のようなきっかけを与えて下さったおかげで、一気に出会いの場が広がるとともに、コミュニティの重要性を強く意識するようになりました。
    一人で力んでいてもダメなんだなぁと・・・。

    日本の農業を盛り上げようと様々な角度から活動をしていらっしゃる脇坂様の存在にもとても驚きました!
    (私はオシャレな作業着ができるのをとても楽しみにしています^^)
    今後の益々のご活躍を心から期待しています!

    返信削除

★Twitter 始めました。
http://twitter.com/masato_wakisaka

★初の監修本が発売されました。
「食材目利き手帖」(辰巳出版)