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2009/09/16

全国に13,538ヶ所という数字

この数字なんだか分かりますか?

2005年の全国に存在している直売所の数です。

全国の自治体数が1774市町村ですので、各市町村に約8か所ある計算になります。
しかし実はこのうち常設は5,000ヶ所程度といわれています。

市場規模は約5,000億円とのことで、1直売所当たり平均年商3,600万円になります。
とまぁ平均ばっかり計算していますが、平均はあまり意味が無いんですよね。

市場規模5,000億円ということは、マクドナルドの全国売上高と同じくらいになりますね。

少し前の新聞に書いてありましたが、この規模はすぐに1兆円を突破するような勢いで伸びているという記事がありました。
安心・安全・地産地消・新鮮というイメージに加えて、「安い」というスペシャルなイメージがプラスされているからだと思います。

JAが運営している直売所の全国ランクでは
JA紀の里「めっけもん広場」が26億円で1位。
先日大阪に行った際にこの近くの農家さんのところまで行ったので案内してもらいました。
金曜日の午前中にも関わらず、駐車場は満車状態、店内には凄まじい人の数でした。

確かに店内を見てもとても多くの品種の野菜が並び、そして季節毎のメインの品目がずらり。
私が行った時はでした。

つみあがっている桃、桃、桃・・・
東京で5,000円で販売されているような桃が2,000円以下。
凄かったです。

その直売所に来ている方は地元では無く、ナンバーを見ると大阪ばかり。
みんなわざわざここまで来ないと無いんだな~と思っていました。

が、先ほどの記事のランキングをよ~く見ると、

第10位に大阪府泉佐野市「こーたりーな」(名前のセンスが好きですw)
がランクインで11億円。

・・・めっけもん広場はこの泉佐野市のナンバーの車がとっても多かったです。

地元でも買うし、わざわざ越県しても買うのかぁ。スーパーが弱いのかな?とも考えてしまう。

そしてさらにランキングを見ると、

和歌山
愛知
福岡
愛媛
兵庫
愛媛
千葉
福島
埼玉
大阪

と並びました。

関東には3000万人の人口がいるにも関わらず、BEST10位には千葉と埼玉しか入っていませんでした。

関東ではJAよりも民間の力が強いのか?
購買の多様化が進んでいるのか?それともまだまだ直売所へ足を運ばないのか?
それともJAの直売所が多すぎて分散しているのか?

かなり興味が湧きました!!

調べてみたいですね。


1 件のコメント:

  1. 面白いですね!
    関東で弱いのは、まず農業者(出荷者)が他の農業県に比べて少ないこと。それと、直売所に対しての小売業の数が他の県に比べて多い、つまり直売所と小売業との競争が激しいと思いますね。
    また、関東圏は私みたいに、農業者がスーパーの地場コーナーに直接納める販売方法が普及していることも多いからだと思われます。
    でも、実際のところはわからない。地域のスーパーの数や人口、直売所の数等を総合的に判断しないとわからないですね~。是非調べてみてください!!

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