丹羽氏がそこで語られていたのが
「徴農制」
です。
丹羽氏の考える徴農制とは、
大学生が農繁期に農家を手助けする制度として、
国費を投じている国立大学の学生に対して農学部に限らず農業を単位制にしてしまうというもの。
紙面の中で
「自然の中で農作物をつくる喜びは、体験しなければ分かりません。広い畑でトラクターを走らせてごらんなさい。気持いし、カッコイイですよ。」
といわれていました。
他にも、
農業は国の宝、
農地のインターネット取引の推進
などにも話が及んでいました。
とっても素晴らしい話だと思いました。
特に徴農制は私が以前から言っている農役制と似ているので、さらに共感しました。
そうなんですよ、とにかく自分で育ててみるという事を一度でいいからさせるべきなんです!!!
自然の素晴らしさ、農業の大変さと感動を自らの手で理解しなければだめなんですよね。
それにしても素晴らしい考えを持たれている丹羽氏、
1939年生まれなので今年で70歳。
70歳で農業をこのように捉えている方がいるということにとても感動しました。
是非一度お会いして話をしてみたい方です。
丹羽宇一郎さん、大好きです。サラリーマン時代は、伊藤忠商事の見方がかわりましたよ。日経ビジネス巻末の『終わらない話』でも、わかりやすくて共感できる「当たり前の」話をしてくれますよね。この人が地方分権改革推進委員長なのに、進んでいかないのは、なぜでしょうねー
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